旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。 街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、 時には単車に跨って。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

一酒一肴 三原・うさぎ「誠鏡」

今宵は三原港近くの「おばんざい うさぎ」は、橙の暖簾が目を引く。2杯目の "誠鏡" は竹原の酒、今日は江戸情緒を残すこの町を散策してきた。肴はジューシーな "たこ唐揚" を抓む。カラッと揚がった唐揚げが、岩塩をつけて美味しい。三原は瀬戸内海の中でも…

一酒一肴 三原・うさぎ「酔心」

瀬戸内海の美しい海岸線を観ながら、呉線の濃黄色の2両編成は三原に終着する。駅前広場には「やっさ踊り」のモニュメント、踊りの起源は隆景の時代まで遡ると云う。今宵は三原港近くの「おばんざい うさぎ」、お姐さんが3~4人で切り盛りする。横山大観が愛…

呑み鉄日記 サバへしこ × 残草蓬萊 いろ彩@グリーンライン

川和町に入線するツートンカラーの車両、昭和47年に全廃した市電のデザインだそうだ。グリーンラインが濃淡グラデーションした塗装の車両は4両編成。ブルーラインより短め。駆動は鉄輪式リニアモーター方式なんだそうだけれど、専門的なことは解らない。 JR…

旧中山道・浦和宿 酒場事情「COVO」

会社の同僚に引っ張られて北浦和、立ち飲み「COVO」、酵母の表音らしい。月替わりのお奨めの銘柄3種をぐい飲みで、肴を2種択んで1,000円、これ愉しい。10中7銘柄は知らぬ酒、脱帽、勉強させていただいた。まだまだ旨い酒はあるね。エクストラで飯能の "天覧…

人生のそばから 福生「そば処 雑蔵」

拝島駅から多摩川の河原に向かって20分、"多滿自慢" の石川酒造を訪ねた。文久3年(1863年)の創業、この地に酒蔵を建てたのは明治13年だそうだ。土蔵を用いた「そば処 雑蔵」は、ひんやりした店内に淡い照明を灯してJAZZが流れる。粋を気取って "板わさ" と "…

人生のそばから 比叡山坂本「本家鶴喜そば」

石山寺から京阪・石山坂本線に揺られること30分、坂本比叡山口に達する。京の都の鬼門を守る方除・厄除の大社「日吉神社」の門前に「本家鶴喜そば」を訪ねる。坂本で知られた名物そば処は、享保初年(1716年)から300年続くと云う。ほのかな香りの優しい味わいの…

呑み鉄日記 鳥たたき × 楯野川 寺嶋屋@ブルーライン

ブルーを基調にした6両編成が滑り込む。初めましての横浜市営地下鉄。第三軌条方式って云うパンタグラフが無い東京メトロ銀座線や丸ノ内線みたいなタイプ。今日はブルーラインで横浜を北へ南へ、東へ西へ。 あざみ野から湘南台まで乗り潰したあと、車中の検…

旧東海道・品川宿でBiz-Lunch「カジュアル割烹 よこむろ」

店先の今日の定食品書きに "マグロ中おち丼" と見つけて「よこむろ」に吸い込まれる。 きれいな「赤」でしょう。目が無いんだよね、中おちに。 山葵をたっぷり溶いた醤油を垂らして半分、とろろと玉子で山かけ風に半分。美味い。天気の良い日は北品川商店街…

一酒一肴 大井町・地酒屋のぼる「賀儀屋・無濾過生原酒」

海鮮は松山市場から空輸していると云う大井町の「地酒屋のぼる」。たぶん「時代屋の女房」のロケ地だったと思うこの辺り。夏目雅子さん、キレイだったな。 でっ、〆は "宇和島風鯛めし" をいただく。前半は酒の肴に抓んでみる。濃厚な味だから、2杯目は純米…

一酒一肴 大井町・地酒屋のぼる「賀儀屋・純米吟醸」

大井町に降り立ったら、立ち飲み屋が並ぶ東小路飲食店街に背を向けて住宅街へ。光学通り、ひとつ目の信号角に「地酒屋のぼる」が在る。女性をエスコートしたい店だ。海鮮は愛媛県で朝水揚げされたものを空輸するそうだ。愛南深浦港で揚がった "シマイサキ" …

人生のそばから 小鹿野「観音茶屋」

さらに志賀坂峠を越えて秩父に抜ける。そして小鹿野町に美味い蕎麦処がある。秩父観音札所34カ所、おそらく最も厄介な奥地にある第三十一番 鷲窟山観音院。その巡礼の道すがらの「観音茶屋」へは、国道299号から2キロほど入り込む。 秩父のソウルフード "味…

信州の峠道「ぶどう峠」にて

急峻な山塊に囲まれた信州は、千曲、天竜、木曽など大きな川にでも沿わない限り、境を連ねる隣県と往還するには峠を越えなければならない。県境のトンネルを潜ったり、たった一つのカーブを曲がるだけで、空模様が一変したり、風の匂いが変わったり、走り屋…

信州・蓼科「親湯温泉」にて

武田信玄の隠し湯「蓼科親湯温泉」を訪れる。弱酸性のさらりとした泉質は、美人の湯と云われる。確かにしっとりと心地が良い。渓流の音、芽吹きの香り、薪の匂い、自然美を愛でながらの露天風呂は至福の時。 "みすずかる" は信濃の枕詞。宴どころの名称に戴…

旧甲州道中 台ヶ原宿にて

夏の陽射しのGW後半、蓼科高原に向かう途上、甲州街道の台ヶ原宿を訪ねた。中央道須玉ICを降りて15分ほど、サントリー白州蒸留所の手前になる。国道20号線と並行する旧道は、宿場町の名残りを残す風情ある町並みです。左手には残雪を輝かせる甲斐駒ケ岳、こ…

一酒一肴 中央林間・まるぬき「越後桜」

田園都市線に乗って中央林間、瀟洒な駅ビルから碁盤の目状に広がるベットタウン。東口から歩いて3分、めざす蕎麦処「まるぬき」で真っ昼間から一杯を愉しむ。肴はちょっと贅沢に "かも塩焼き"。酒は辛口が良い、"越後桜" がグラスから升へと溢れる。芳醇辛…

東海道紀行13 見付宿~浜松宿~舞阪宿

06:30「善導寺(大クス)」 磐田駅前にあった善導寺(駅前再開発で移転)の樹齢700年と云われる大クスが繁る。街道を行き交う旅人にも目印になったろう。あるいは木陰を提供しただろうか。"東海道を歩く旅" 第13日目は、磐田駅前から天竜川を渡って浜松、そして…

夕暮れ千葉散歩Ⅲ 勝田台にて ユーカリが丘線を完乗!

関東平野で呑み残しているユーカリが丘線は延長4キロ、半ループの新交通システムだ。ニュータウンの利便性を高めるため、デベロッパーが運営をしている。 起点のユーカリが丘駅から二つ目の公園駅、軌道はここから半時計回りにループする。乗務員もここで交…

Dream a little dream of you

花びらが細身で可憐な赤色は "スカーレットフレーム"。白は "モンブラン"、淡い紫色の花びらの "エメラルドクッション"。 藤色に近い薄いブルーの "オーキントンブルー"、淡いピンクは "オータムローズ"。秩父のシンボル武甲山(1,304m)を背景に、芝桜の丘も…

人生のそばから 別所温泉「日野出食堂」

上田から丸窓電車に揺られて30分、大正時代の面影を残すレトロな別所温泉駅に着く。真田幸村隠しの湯「石湯」に浸かったら、その向かい側にある昔ながらの日野出食堂へ。お通しの野沢菜炒めを肴に湯上りのビールを呷ったら、手打ち蕎麦をいただく。素朴な田…

薄紫のシャワーが降りそそぐ

樹齢150年を超える大藤棚から薄紫のシャワーが降りそそぐ。魅入ってしまうね。あちこちから感嘆の声が聞こえてくる。 うす紅の棚に覆われた橋を渡る。匂い立つね。あしかがフラワーパークの "大藤"、"八重黒龍藤"、"白藤" も今が見頃のようです。藤のシャワ…